2026-04 更新

老齢基礎年金計算機

老齢基礎年金の受給資格・満額・繰上げ繰下げ受給額を計算します。

老齢基礎年金計算機

満額(40年=480ヶ月)で年831,696円。30年=360ヶ月、20年=240ヶ月。

免除期間は受給資格期間にカウントされ、年金額には1/2の率で反映(全額免除の場合)。

専業主婦(夫)の期間。納付したと同等(全額反映)としてカウントされます。

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使い方

  1. 1 納付月数(国民年金保険料を実際に納付した月数)を入力。年金事務所の「ねんきんネット」で確認可能。例えば30年=360ヶ月、満額40年=480ヶ月。
  2. 2 免除月数(全額・一部免除を受けた月数)を入力。学生納付特例・若年者納付猶予・全額/一部免除を含む。免除期間は年金額に<strong>1/2反映</strong>(全額免除)が標準。
  3. 3 第3号被保険者期間(配偶者の扶養期間・専業主婦の期間)を入力。会社員・公務員の配偶者で年収130万円未満の期間。納付したと同等で全額反映されます。
  4. 4 「老齢基礎年金を計算する」をタップすると、月/年の年金額・受給資格判定・反映率が表示されます。

よくある質問

Q 老齢基礎年金の満額はいくらですか?

<p>令和7年度の<strong>満額は年831,696円(月69,308円)</strong>。20~60歳の40年間(480ヶ月)を完納した場合に支給されます。<strong>納付月数に比例して減額</strong>:30年(360ヶ月)→ 75%=月51,981円、20年(240ヶ月)→ 50%=月34,654円。<strong>受給資格期間は2017年8月から10年(120ヶ月)に短縮</strong>(以前は25年=300ヶ月必要)で、無年金者が大幅に救済されました。<strong>会社員(第2号)は厚生年金が別途加算</strong>されるため、夫婦合計で月20~25万円が標準です。<small>出典: 日本年金機構</small></p>

Q 免除を受けたら年金額はどれくらい減りますか?

<p>免除区分により反映率が異なります:<strong>① 全額免除</strong>=年金額1/2(50%)反映、<strong>② 4分の3免除</strong>=5/8(62.5%)、<strong>③ 半額免除</strong>=3/4(75%)、<strong>④ 4分の1免除</strong>=7/8(87.5%)、<strong>⑤ 学生納付特例・納付猶予</strong>=0%(受給資格期間にはカウントされるが年金額に反映されない)。<strong>10年以内なら追納可能</strong>(加算金あり)で、追納すれば全額反映に戻せます。<strong>未納と免除の違い</strong>:未納=資格期間にもカウントされない・免除=資格期間にカウントされる(極めて重要)。低所得時は必ず免除申請を。<small>出典: 日本年金機構 免除制度</small></p>

Q 第3号被保険者期間って何?

<p><strong>第3号被保険者</strong>は会社員・公務員(第2号)の<strong>配偶者で年収130万円未満</strong>の人(主に専業主婦)。<strong>1986年4月開始</strong>の制度で、<strong>保険料納付不要で全額(満額)反映</strong>される極めて優遇された制度。例えば40年間第3号で過ごせば<strong>満額831,696円が無料で受給</strong>可能。<strong>「主婦の特権」</strong>として知られていますが、<strong>2030年代に廃止検討</strong>(共働き化進行で不公平感)。<strong>年収130万円の壁</strong>(扶養の壁)で就労調整する主婦が多いのもこの制度の影響。将来的に第1号(自営業扱い)に切替の可能性あります。<small>出典: 厚労省 年金制度</small></p>

Q 受給資格10年に届かない場合は?

<p>120ヶ月(10年)に届かない場合は<strong>無年金</strong>(老齢基礎年金ゼロ)。対策:<strong>① 任意加入制度</strong>(60~65歳まで・海外居住者は70歳まで)で<strong>不足分を補完</strong>。例えば資格期間8年の60歳の方は、60~62歳の2年間任意加入で10年達成・受給資格獲得。<strong>② 過去10年以内の免除・猶予期間の追納</strong>(加算金あり)。<strong>③ 海外加入記録の合算</strong>(社会保障協定締結国・米・独・英・韓等25ヶ国)。<strong>無年金は深刻なリスク</strong>なので、年金事務所で個別相談を強く推奨。年金は早めの計画的対応が重要です。<small>出典: 日本年金機構 任意加入</small></p>

Q ねんきんネットで何ができる?

<p><strong>「ねんきんネット」</strong>(日本年金機構運営・無料)で、自分の年金記録を24時間オンライン確認可能。<strong>主な機能</strong>:<strong>① 年金加入記録の閲覧</strong>(国民年金・厚生年金の納付・免除・第3号記録)、<strong>② 将来の年金額試算</strong>(現状ペースで65歳・70歳・75歳受給時の額)、<strong>③ 未納記録の確認</strong>(追納可能か判定)、<strong>④ 各種電子申請</strong>(住所変更・口座変更等)、<strong>⑤ 「ねんきん定期便」のオンライン版</strong>。<strong>マイナンバーカード+マイナポータル連動</strong>で簡単登録。50歳超の方は毎年誕生月に「ねんきん定期便」も郵送されます。<small>出典: ねんきんネット</small></p>

Q 繰上げ・繰下げ受給で年金額はどう変わる?

<p>受給開始年齢で大きく変動:<strong>① 繰上げ(60~64歳)</strong>: 月-0.4%減額(令和4年4月以降・以前は-0.5%)。60歳開始で月69,308円→<strong>52,674円(-24%)</strong>。<strong>② 繰下げ(66~75歳)</strong>: 月+0.7%増額。70歳開始で<strong>98,418円(+42%)</strong>、75歳開始で<strong>127,527円(+84%)</strong>。<strong>損益分岐</strong>:繰上げ60歳開始76~77歳・繰下げ70歳開始81歳・75歳開始86歳。<strong>男性平均寿命81歳・女性87歳</strong>を考慮すると、女性は繰下げ有利・男性は微妙。健康状態と他の収入で判断を。一度決めたら変更不可なので慎重に。<small>出典: 日本年金機構</small></p>

Q 会社員の年金額はどれくらい?

<p>会社員(第2号被保険者)は<strong>「老齢基礎年金+老齢厚生年金」</strong>で受給。<strong>標準的な会社員夫婦</strong>(夫が平均年収500万円・40年勤務):<strong>夫の老齢厚生年金約9.2万円+夫の基礎年金6.9万円+妻の基礎年金6.9万円=月約23万円</strong>。<strong>高所得会社員夫婦</strong>(夫年収700万円超):月約27~30万円。<strong>自営業夫婦</strong>(国民年金のみ):月約13.8万円。<strong>会社員と自営業の年金格差は月約9万円・30年で3,300万円</strong>。会社員は厚生年金で報酬比例年金が積み上がるため、自営業より圧倒的に手厚い構造です。<small>出典: 厚労省 公的年金財政検証</small></p>

Q 年金は税金がかかる?

<p>年金は<strong>「公的年金等」として雑所得</strong>で総合課税。<strong>公的年金等控除</strong>あり:<strong>① 65歳未満</strong>:基礎控除110万円(令和2年改正)、<strong>② 65歳以上</strong>:基礎控除110万円。<strong>非課税ライン</strong>:65歳以上で公的年金が年110万円以下なら<strong>所得税ゼロ</strong>。月69,308円の老齢基礎年金(年831,696円)単独なら非課税。<strong>会社員の老齢厚生年金加わると年200万円超</strong>で課税対象に。源泉徴収されるが、確定申告で還付される場合多い。<strong>「公的年金等控除を超えるかどうか」</strong>が課税の境界線です。<small>出典: 国税庁 No.1600</small></p>

Q 老齢基礎年金以外に老後の年金はある?

<p>はい、3階建ての年金制度:<strong>① 1階(老齢基礎年金)</strong>: 全国民の基礎・本計算機の対象。<strong>② 2階(老齢厚生年金)</strong>: 会社員・公務員のみ・報酬比例。<strong>③ 3階(私的年金)</strong>:<strong>iDeCo</strong>(個人型確定拠出年金・全額所得控除)、<strong>個人年金保険</strong>(年4万円控除)、<strong>新NISA</strong>(運用益非課税・年360万円・生涯1,800万円)、<strong>国民年金基金</strong>(自営業者向け)、<strong>付加年金</strong>(自営業者・月400円で2年で元取り)。<strong>「公的年金=基礎」「私的年金=上乗せ」</strong>の3階建てで老後資金を準備するのが日本の標準スタイル。早期スタートが最大の鍵です。<small>出典: 厚労省・金融庁</small></p>