2026-03 更新

返済負担率(年収倍率)計算機

住宅ローンの返済負担率(年収の30〜35%)から借入可能額を計算します。

返済負担率(年収倍率)計算機

給与所得者は源泉徴収票の「支払金額」、自営業者は確定申告書の「所得金額」を入力

マイカーローン・カードローン・奨学金の年間返済額合計。既存借入がなければ0円

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使い方

  1. 1 年収(税込・万円)を入力。給与所得者は源泉徴収票の「支払金額」、自営業者は確定申告書の「所得金額」を入力します。
  2. 2 既存ローンの年間返済額を入力。マイカーローン・カードローン・奨学金・分割払いの年間合計額。住宅ローン審査ではこれらも合算されるため必ず正確に。
  3. 3 想定する住宅ローン金利を入力。変動金利0.3~0.6%・10年固定1.0~1.5%・フラット35全期間固定1.5~1.9%が2026年相場。
  4. 4 返済年数を選択。35年が最長で、最大借入額が大きくなります。20年返済は月返済額が高くなる代わりに総利息が大幅減。
  5. 5 計算結果から3パターン(20%安全圏・25%標準・フラット35基準30~35%)の借入可能額と年収倍率を確認。
  6. 6 <strong>「借りられる額」と「無理なく返せる額」は別物</strong>です。教育費・老後資金確保のため安全圏(20~25%)で計画することを強く推奨します。借入額が大きすぎると金利上昇時に家計破綻のリスクが高まります。

よくある質問

Q 住宅ローンは年収の何倍まで借りられますか?

<strong>金融機関基準では年収の7~10倍</strong>まで借入可能ですが、<strong>家計安全圏は年収の5~6倍</strong>です。住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2024年度)」では、全国平均が注文住宅7.0倍・建売住宅7.4倍・新築マンション7.2倍。年収500万円なら金融機関は5,500万円程度貸してくれますが、教育費・老後資金確保を考慮すると<strong>3,000万円(6倍)程度に抑える</strong>のが家計安定の鉄則。金利1%上昇で借入可能額は約10%減少するため、金利上昇局面ではより保守的な計画が安全です。

Q 返済負担率の安全圏はどのくらいですか?

<strong>20~25%が家計安全圏</strong>とされています。①<strong>20%以下</strong>:教育費・老後資金確保可能・推奨水準、②<strong>20~25%</strong>:標準・想定外支出に対応可、③<strong>25~30%</strong>:可処分所得圧迫・外食旅行制限、④<strong>30~35%</strong>:教育費期に家計破綻リスク、⑤<strong>35%超</strong>:金融機関も承認しない不可ライン。年収500万円なら年間返済額100~125万円(月8.3~10.4万円)が安全圏。<strong>「審査が通った」と「無理なく返せる」は別物</strong>と理解し、自分の家計簿から月返済可能額を逆算する判断が重要です。

Q マイカーローンや奨学金があると借入可能額が減りますか?

はい、<strong>大幅に減ります</strong>。住宅ローン審査の返済負担率は「住宅ローン+その他借入の合計年間返済額÷年収」で計算されるためです。例:年収500万円・マイカーローン月3万円(年36万円)・奨学金月2万円(年24万円)があると、フラット35基準35%=175万円から既存返済60万円が控除され、住宅ローン年間返済額は115万円(月9.6万円)が上限に。<strong>借入可能額は約2,500万円減</strong>。住宅購入予定の1~2年前から新規借入を避け、可能な範囲で既存借入を完済する戦略が効果的です。

Q 審査金利とは何ですか?店頭金利との違いは?

住宅ローン審査で<strong>実際の適用金利ではなく、より高い「審査金利」で返済負担率を計算する</strong>仕組みです。多くの金融機関は<strong>審査金利3~4%</strong>を採用(店頭金利2.475%相当)。例:変動金利0.5%で実行されるローンでも、審査時は3.5%で計算されるため、年収500万円・35年返済でフラット35基準35%なら、審査金利3.5%で借入可能額約3,800万円・実行金利0.5%で借入可能額約7,000万円と大きな差が出ます。<strong>フラット35だけは実行金利と同じ金利で審査</strong>されるため、変動より借入可能額が高くなることもあります。

Q 夫婦合算(ペアローン・収入合算)で借入可能額は増えますか?

はい、大幅に増えます。①<strong>ペアローン</strong>:夫婦それぞれが別契約で住宅ローンを組む・両方が返済負担率審査の対象で借入可能額は<strong>夫婦の年収合計をベースに計算</strong>、両方とも住宅ローン控除と団信加入可能、②<strong>収入合算(連帯保証/連帯債務)</strong>:1本のローンに2人の収入を合算・主債務者の50~100%を年収加算可能。例:夫年収500万円・妻年収400万円なら、ペアローンで900万円相当の年収として借入額約7,000万円(7.7倍)まで可能に。ただし<strong>離婚・育休復帰不安があれば収入減リスクも考慮</strong>すべきです。

Q 自営業者は住宅ローン審査が厳しいって本当ですか?

残念ながら本当です。①<strong>所得証明が確定申告書3年分</strong>必要(給与所得者は源泉徴収票1年分で可)、②<strong>所得金額(売上-経費)が審査対象</strong>で、所得を抑えて節税している自営業者ほど不利、③<strong>業績変動リスク</strong>を理由に保守的審査、④<strong>勤続年数3年以上</strong>(=開業3年以上)が事実上必須。対策は①<strong>フラット35</strong>(自営業に比較的緩い)、②<strong>所得を上げて2~3年の決算実績</strong>、③<strong>頭金30%以上</strong>で借入額圧縮、④<strong>地方銀行・信用金庫の取引実績</strong>を作る。これらで審査通過率が大きく改善します。

Q 転職直後でも住宅ローンは組めますか?

<strong>勤続年数3年以上が事実上の最低条件</strong>です。1年未満は審査通過困難、1~3年は条件次第で可能ですが選択肢は限られます。例外として①<strong>同業界転職で年収アップ</strong>:プラス評価される金融機関も、②<strong>フラット35</strong>:勤続年数規定なし(自営業も可)、③<strong>地方銀行・信用金庫</strong>:取引実績・物件担保力重視で柔軟、④<strong>イオン銀行・楽天銀行等のネット銀行</strong>:勤続1年以上で受付。住宅購入予定があれば<strong>転職前後の住宅ローン審査タイミング</strong>を計画的に検討してください。試用期間中は完全に審査対象外です。

Q 頭金は借入可能額にどう影響しますか?

頭金を増やすほど①<strong>借入額が減り返済負担率が下がる</strong>、②<strong>金利優遇が適用される</strong>(頭金20%以上で-0.1~0.3%引下げ)、③<strong>諸費用込みフルローン回避</strong>(諸費用は通常自己資金)、④<strong>団信審査通りやすい</strong>。例:物件価格5,000万円・頭金1,000万円(20%)+借入4,000万円なら、頭金ゼロ5,000万円借入と比べて月返済額約3万円減・総利息約500万円削減・金利優遇で借入総額が約700万円減効果も。<strong>住宅ローン控除13年間は頭金を入れすぎない</strong>戦略もありますが、金利上昇リスクを考えれば頭金20%以上が原則安全です。

Q 返済負担率を下げる方法はありますか?

①<strong>頭金を増やす</strong>:借入額減=返済負担率減、②<strong>返済年数を延ばす</strong>:35年フル返済で月返済額減、③<strong>金利の低い金融機関を選ぶ</strong>:変動0.3%台のネット銀行、④<strong>ペアローン・収入合算</strong>:年収ベース増、⑤<strong>既存ローン完済</strong>:マイカー・奨学金・カードローン消化、⑥<strong>ボーナス併用払い</strong>:月返済額のみ減らす(年間負担率は同じ)、⑦<strong>定年後の繰上返済前提</strong>:退職金で完済計画。これらの組合せで返済負担率を5~10ポイント下げ、より安全な家計計画が可能になります。<strong>無理に高額物件を選ばず予算内物件を探す</strong>のが最も健全です。