暗号資産(仮想通貨)税金 計算機
移動平均法または総平均法で算出した年間損益(国税庁計算書を利用推奨)
給与所得控除・基礎控除・社保控除等を全て差し引いた課税所得
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使い方
- 1 暗号資産の年間利益(売却益+交換益+使用益)を入力します。移動平均法(原則)または総平均法(届出制)で算出。クリプタクト・Gtax・Cryptactなどの自動集計ツール利用推奨。
- 2 他の課税所得(給与所得控除・基礎控除等を全て差し引いた金額)を入力します。給与のみなら源泉徴収票の課税所得欄、自営業なら確定申告書B第1表の課税所得欄。
- 3 給与所得者の場合はチェックを入れます。雑所得20万円以下なら所得税の確定申告は不要(給与所得者の特例・所得税法121条)。住民税は別途申告必要。
- 4 「暗号資産税金を計算する」をクリックすると、所得税(合算課税の限界税率方式)、復興特別所得税、住民税の合計と手取り、適用される限界税率が表示されます。
- 5 暗号資産同士の交換(BTC→ETH等)も課税対象です。交換時に保有暗号資産の含み益が一旦実現したものとして扱われるため、必ず取引履歴をすべて把握して計算してください。
暗号資産(仮想通貨)税金 計算機について
よくある質問
Q なぜ暗号資産の税金は最大55%と高いのですか?
暗号資産は所得税法上「雑所得・総合課税」に分類されているため、給与所得など他の所得と合算して累進5〜45%+復興2.1%+住民税10%が適用され最大約55%。これに対し株式・投資信託・FX・債券は「申告分離課税」で一律20.315%(5%の課税の壁)。財務省は仮想通貨の分離課税化を継続的に検討中ですが、現時点(2026年)でも雑所得のままです。
Q 暗号資産同士の交換も課税対象って本当ですか?
本当です(国税庁No.1524)。BTCをETHに交換した瞬間、保有BTCの含み益が一旦実現したものとして課税対象になります。例:100万円で買ったBTCが300万円相当のETHに交換できる→交換時点でBTCの200万円利益が確定。ETHの取得原価は300万円となり、ETH売却時にはその時点との差額が新たな所得。DeFi・スワップ・流動性提供(LP)も同様で、税務処理が極めて複雑です。
Q 会社員が暗号資産で利益が出たら確定申告必要ですか?
雑所得が20万円を超える場合は確定申告が必要です(所得税法121条)。20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別途必要(市区町村へ)。なお他の理由で確定申告する場合(医療費控除・初年度住宅ローン控除等)は、雑所得20万円以下でも合算して申告する必要があり、税金が発生します。20万円ルールは「他に確定申告必要事由がない給与所得者」のみが対象です。
Q 損失が出た場合は税金が安くなりますか?
残念ながら、暗号資産の損失は他の所得(給与・事業等)と損益通算できません。雑所得内(暗号資産同士・FX等他の雑所得)の損失とのみ相殺可能。さらに翌年以降への繰越控除も不可。株式譲渡損は3年繰越できますが、暗号資産損失はその年限り。年末までに含み損ポジションを売却して年間利益を圧縮するのが基本戦略。年明けに買い戻せばポジションも維持できます。
Q 取得原価の計算は移動平均法と総平均法どちらが有利?
移動平均法(原則):購入の都度平均取得単価を計算。リアルタイムで損益確認可能。ボラティリティの高い相場で短期売買が多い人向き。総平均法(届出制):年間総購入額÷総数量で一括計算。簡単だが期中の損益が見えない。長期保有・少額取引が多い人向き。原則として移動平均法、変えるには届出書提出(翌年から適用・3年継続必要)。実務的にはクリプタクトなど自動集計ツールがどちらにも対応。実際の利益は計算方法による違いはほぼなし(年末の保有数量が同じ場合)。
Q マイニング・ステーキング・エアドロップの税金は?
①マイニング報酬:取得時の時価で雑所得計上+必要経費(電気代・機材減価償却)控除可。後日売却時はその時点との差額を再度雑所得計上。②ステーキング報酬:取得時時価で雑所得。報酬の自動再投資(コンパウンド)も課税。③エアドロップ:受取時時価で一時所得(特別控除50万円)または雑所得(性質による)。④レンディング利息:受取時時価で雑所得。すべて取得時の時価が基準で、その時点での収入認識が必要です。
Q 暗号資産で1億円儲かったら税金はいくらですか?
会社員年収500万(給与所得控除後360万・課税所得約280万)が暗号資産で1億円利益→合算課税所得1.028億円。所得税:1億超は40%帯、所得税4,058万+復興85.2万+住民1,028万=合計5,171万円。手取り4,829万円。実効税率51.7%。法人なら法人税実効30%+退職金等で出口最適化すると30%程度に抑えられるため、年5,000万以上の利益が継続的に見込める場合は法人化を検討。マイクロ法人+暗号資産売買会社の組み合わせも一般的。
Q 海外取引所(Binance等)の利益も申告必要ですか?
日本居住者は全世界所得課税のため必ず申告必要。海外取引所だから税務署にバレないという認識は誤りで、CRS(共通報告基準)により2018年以降、各国税務当局が口座情報を相互交換しています。マイナンバー連携も進み、国内→海外送金、海外→国内入金も全て把握可能。無申告は重加算税35%+延滞税で破綻的負担。海外取引所の取引履歴も時価円換算で全件記録・申告が必要。クリプタクト等の集計ツールは多くの海外取引所APIに対応しています。